ジャペル
ペットフード・ペット用品の卸売業
データ集計:2023年3月時点
数字で見る女性活躍と両立支援
ジャペルの女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容を、卸売業、小売業の平均とともに、それぞれ数字で見てみましょう。
卸売業、小売業には、原則として、有体的商品を購入して販売する事業が分類されます。転職・就職活動では、まずは業種の内容を網羅的に…
採用
業種平均 男性57.2% 女性42.8%全体平均 男性56.7% 女性43.3%上場企業平均 男性66.4% 女性33.6%まずは業種平均から、採用者の女性割合の傾向を確認したうえで、現在の従業員の男女比も合わせて見てみましょう。上場企業における採用者の女性割合は、全体平均に比べてやや低い傾向にありそうです。
業種平均 男性30.6倍 女性10.6倍全体平均 男性13.8倍 女性11.6倍上場企業平均 男性21.9倍 女性29.5倍採用での競争倍率は、人手不足の業種ほど倍率が低くなる傾向にありそうです。一方で、上場企業では全体平均よりも格段に競争が厳しく、また、女性の競争倍率が男性よりも高くなっているようです。
業種平均 男性16.2人 女性12.1人全体平均 男性21.4人 女性15.4人上場企業平均 男性41.9人 女性18.0人まずは業種平均から、中途採用で性別による傾向があるか確認しましょう。上場企業における中途採用実績は、女性の採用が男性の半分以下となっています。
従業員
男性648人 女性1,035人 (2020年4月1日現在)
業種別の構成比率10人未満2.9%10~100人6.7%101~300人37.0%301~500人20.7%501~1000人16.4%1001~5000人13.3%5000人以上3.0%同業種の中でどの程度の会社規模か確認し、業績等も可能な限り調べておきましょう。
業種平均 男性64.0% 女性36.0%全体平均 男性63.2% 女性36.8%上場企業平均 男性73.1% 女性26.9%上場企業の女性割合が低い傾向にありそうです。ただし、全体的に従業員の男女比よりも高い割合で、女性を採用しているともいえそうです。
業種平均 男性14.2年 女性10.6年全体平均 男性12.9年 女性10.5年上場企業平均 男性14.9年 女性11.6年終身雇用の考えはほぼなくなってきていますが、勤続年数の平均から、中長期的なキャリア設計を測る指標として10年定着できる企業かという基準でみてもよさそうです。
働き方
業種平均 60.2%全体平均 67.6%上場企業平均 69.4%取得率と合わせて、半日単位・時間単位などでの取得や、休暇の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
業種平均 男性34.1% 女性87.7%全体平均 男性40.5% 女性85.6%上場企業平均 男性54.9% 女性97.2%取得率と合わせて、育児休業から復帰後に、短時間勤務や在宅勤務、フレックスタイムなど柔軟な働き方ができるかも確認しておきましょう。
業種平均 13.6時間/月全体平均 13.4時間/月上場企業平均 15.2時間/月数字と合わせて、長時間労働是正のための取り組みや残業の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
キャリア
業種平均 26.1%全体平均 28.2%上場企業平均 21.1%管理職・役員への女性登用のパイプライン構築のためには、内部人材の採用・育成の強化が必要不可欠です。外部からの採用だけでなく、既存社員へのリーダー育成に対する取り組みも確認するようにしましょう。
業種平均 16.0%全体平均 20.8%上場企業平均 10.3%「管理職」の定義は法律でもやや曖昧で、企業によって定義が異なります。数字を参考にしつつも、フェアな賃金体制、機会の提供、業務の裁量権などの実態を確認するようにしましょう。
業種平均 14.1%全体平均 16.1%上場企業平均 11.2%政府は、プライム市場への上場企業を対象に「2030年までに女性役員の比率を30%以上に」等の数値目標を盛り込み、企業の女性登用を促しています。
賃金
対象期間:令和4事業年度(令和4年4月1日~令和5年3月31日まで)
賃金:基本給、超過労働に関する報酬、賞与等を含み、退職手当、通勤手当等を除く
正社員:出向者は除く
パート・有期労働者:パート社員・嘱託社員を含み、派遣社員を除く
<全労働者>
当社は業界トップクラスのペットフード・ペット用品における専門商社であり、卸としての根幹の機能を担う物流センターで働くパート・アルバイトが全従業員の53.4%を占めており、パート・アルバイトの人数比率が高いことが全労働者の賃金格差に影響している。
<正社員>
平均勤続年数が男性の16.0年に対し、女性が8.7年と短いこと、また女性の管理職(課長級以上)が0人であることが、賃金差異の要因となっている。
なお、当社における人事制度では、性別に関係のない等級制度となっているが、定型事務を担当する「一般職」という職種が女性正社員の73.4%と高い割合を占めており、総合職に比べ低い賃金水準となっているため、男女という枠組みで比較すると賃金差異の要因となっている。
賃金差異縮小に向けて、親会社の株式会社あらたとジャペル共同で「A&Jプロジェクト」を立ち上げ、勤続2~6年の女性社員をメンバーに選出し、女性の働き方やモチベーションの向上を目的とした取り組みを推進している。
<パート・アルバイト>
賃金は性別に関係なく同一の基準を適用しているが、女性よりも男性の労働時間が長いパート社員が多いため、格差の主な要因となっている。
なお、社会保険加入率は女性が44.0%、男性が87.9%となっており、勤務時間に差があることがわかる。
※2022年4月1日~2023年3月31日
業種平均 64.8%全体平均 70.2%上場企業平均 67.2%男女の賃金差異は、女性の能力や意欲を十分に発揮できないことにつながるため、女性の自立や社会参加を阻害するだけでなく、経済成長や人口減少の対策にも悪影響を及ぼすと考えられます。
対象期間:令和4事業年度(令和4年4月1日~令和5年3月31日まで)
賃金:基本給、超過労働に関する報酬、賞与等を含み、退職手当、通勤手当等を除く
正社員:出向者は除く
パート・有期労働者:パート社員・嘱託社員を含み、派遣社員を除く
<全労働者>
当社は業界トップクラスのペットフード・ペット用品における専門商社であり、卸としての根幹の機能を担う物流センターで働くパート・アルバイトが全従業員の53.4%を占めており、パート・アルバイトの人数比率が高いことが全労働者の賃金格差に影響している。
<正社員>
平均勤続年数が男性の16.0年に対し、女性が8.7年と短いこと、また女性の管理職(課長級以上)が0人であることが、賃金差異の要因となっている。
なお、当社における人事制度では、性別に関係のない等級制度となっているが、定型事務を担当する「一般職」という職種が女性正社員の73.4%と高い割合を占めており、総合職に比べ低い賃金水準となっているため、男女という枠組みで比較すると賃金差異の要因となっている。
賃金差異縮小に向けて、親会社の株式会社あらたとジャペル共同で「A&Jプロジェクト」を立ち上げ、勤続2~6年の女性社員をメンバーに選出し、女性の働き方やモチベーションの向上を目的とした取り組みを推進している。
<パート・アルバイト>
賃金は性別に関係なく同一の基準を適用しているが、女性よりも男性の労働時間が長いパート社員が多いため、格差の主な要因となっている。
なお、社会保険加入率は女性が44.0%、男性が87.9%となっており、勤務時間に差があることがわかる。
※2022年4月1日~2023年3月31日
業種平均 72.0%全体平均 75.5%上場企業平均 72.6%日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、キャリアの中断や時短勤務が賃金格差の要因にもなっています。柔軟な働き方に関する制度とともに、運用面の実態を把握することが重要となります。
対象期間:令和4事業年度(令和4年4月1日~令和5年3月31日まで)
賃金:基本給、超過労働に関する報酬、賞与等を含み、退職手当、通勤手当等を除く
正社員:出向者は除く
パート・有期労働者:パート社員・嘱託社員を含み、派遣社員を除く
<全労働者>
当社は業界トップクラスのペットフード・ペット用品における専門商社であり、卸としての根幹の機能を担う物流センターで働くパート・アルバイトが全従業員の53.4%を占めており、パート・アルバイトの人数比率が高いことが全労働者の賃金格差に影響している。
<正社員>
平均勤続年数が男性の16.0年に対し、女性が8.7年と短いこと、また女性の管理職(課長級以上)が0人であることが、賃金差異の要因となっている。
なお、当社における人事制度では、性別に関係のない等級制度となっているが、定型事務を担当する「一般職」という職種が女性正社員の73.4%と高い割合を占めており、総合職に比べ低い賃金水準となっているため、男女という枠組みで比較すると賃金差異の要因となっている。
賃金差異縮小に向けて、親会社の株式会社あらたとジャペル共同で「A&Jプロジェクト」を立ち上げ、勤続2~6年の女性社員をメンバーに選出し、女性の働き方やモチベーションの向上を目的とした取り組みを推進している。
<パート・アルバイト>
賃金は性別に関係なく同一の基準を適用しているが、女性よりも男性の労働時間が長いパート社員が多いため、格差の主な要因となっている。
なお、社会保険加入率は女性が44.0%、男性が87.9%となっており、勤務時間に差があることがわかる。
※2022年4月1日~2023年3月31日
業種平均 79.5%全体平均 80.9%上場企業平均 70.3%一般的に、女性が男性よりも非正規雇用で働く割合が高いことが、賃金格差の原因の一つとされています。また、日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、時短勤務が賃金格差の要因となっています。
女性活躍と両立支援の取り組み
長時間労働是正のための取り組み内容
フレックスタイム制の導入
【参考】社内制度の導入割合と業種の特徴
職種・雇用形態転換制度
業種平均 14.3%全体平均 12.9%上場企業平均 26.4% 在宅勤務・テレワーク
業種平均 15.0%全体平均 16.8%上場企業平均 44.1% 正社員再雇用・中途採用制度
業種平均 15.5%全体平均 14.9%上場企業平均 31.0% 短時間勤務制度
業種平均 25.0%全体平均 24.6%上場企業平均 50.6% 教育訓練・研修制度
業種平均 13.0%全体平均 13.4%上場企業平均 29.2% 病気・不妊治療休暇
業種平均 6.4%全体平均 7.2%上場企業平均 18.5% キャリアコンサルティング制度
業種平均 2.4%全体平均 2.9%上場企業平均 7.7% 年次有給休暇時間単位取得制度
業種平均 11.9%全体平均 13.9%上場企業平均 27.6% フレックスタイム制度
業種平均 9.2%全体平均 11.5%上場企業平均 30.9% 日本標準産業分類における「卸売業、小売業」は、商品を消費者や企業に届ける重要な役割を担い、日常生活や経済活動に深く関わっています。卸売業は、生産者から大量の商品を仕入れ、主に企業間取引(B2B)を通じて販売し、物流や倉庫管理、取引先との交渉が中心です。一方、小売業は、消費者に直接商品を販売するB2C取引が中心であり、顧客対応やマーケティング、店舗運営が重要な役割を果たします。
卸売業や小売業では、適切な仕入れ価格の確保と在庫管理が利益を確保する鍵であり、需要予測や価格動向の把握が求められます。また、オンラインショッピングの普及により、ECサイトの運営やデジタルマーケティングの重要性が増しています。オンラインと実店舗を連携させたオムニチャネル戦略も消費者の利便性を高める手法として注目されています。小売業では、店舗の営業時間に合わせたシフト勤務が一般的であり、繁忙期には特に効率的な人員配置と在庫管理が求められます。
さらに、IT技術の進展により、小売業ではPOSシステムを活用したリアルタイムの売上・在庫管理が可能となり、ビッグデータやAIを活用した需要予測や顧客分析も進展しています。コミュニケーション能力も重要であり、小売業では顧客対応、卸売業では取引先との交渉力が求められます。また、市場トレンドや消費者ニーズの変化に敏感であることが、この業界では特に重要です。最近では、エシカル消費やサステナビリティに対する関心が高まっており、企業は環境に配慮した商品やサービスを提供する必要が出てきています。
給与水準は職種や業種によって異なり、小売業の接客業務では初任給が低めですが、管理職やバイヤーとしてキャリアアップすることで収入が向上します。また、大手企業では研修制度が整備され、キャリアパスが多様で、店舗管理や商品企画、マーケティング職など、さまざまな道が開かれています。