数字で見る女性活躍と両立支援
学校法人角川ドワンゴ学園の女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容を、教育、学習支援業の平均とともに、それぞれ数字で見てみましょう。
関連トピックス

- 求職者向けトピックス
教育、学習支援業には、学校教育を行う事業、学校教育の支援活動を行う事業、学校教育を除く組織的な教育活動を行う事業、学校教育の補習…
採用
採用者の性別割合

男性
53.4%
女性
46.6%
正職員
まずは業種平均から、採用者の女性割合の傾向を確認したうえで、現在の従業員の男女比も合わせて見てみましょう。「教育、学習支援業」の業種における採用者の女性割合は、全体平均に比べて高い傾向にありそうです。
採用での競争倍率

男性
ー倍
女性
ー倍
採用での競争倍率は、人手不足の業種ほど倍率が低くなる傾向にありそうです。一方で、上場企業では全体平均よりも格段に競争が厳しく、また、女性の競争倍率が男性よりも高くなっているようです。
中途採用実績

男性
43人
女性
31人
「教育、学習支援業」の業種における中途採用実績は、全体平均と比較して女性の採用の割合が多い傾向にあります。上場企業における中途採用実績は、女性の採用が男性の半分以下となっています。
従業員
従業員数

981人
同業種の中でどの程度の会社規模か確認し、業績等も可能な限り調べておきましょう。
従業員の男女比

男性
51%
女性
49.0%
正職員
「教育、学習支援業」の業種の従業員の女性割合は、全体平均よりも高い傾向にありそうです。それを踏まえ、平均勤続年数や管理職・役員等の女性比率の内容を確認しましょう。
平均勤続年数

男性
3.2年
女性
3.0年
正職員
終身雇用の考えはほぼなくなってきていますが、勤続年数の平均から、中長期的なキャリア設計を測る指標として10年定着できる企業かという基準でみてもよさそうです。
働き方
有給休暇取得率

79.6%
全職員
取得率と合わせて、半日単位・時間単位などでの取得や、休暇の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
育児休業取得率

男性
60.0%
女性
100.0%
正職員・契約職員
取得率と合わせて、育児休業から復帰後に、短時間勤務や在宅勤務、フレックスタイムなど柔軟な働き方ができるかも確認しておきましょう。
平均残業時間

13.6時間/月
基幹的な職種
数字と合わせて、長時間労働是正のための取り組みや残業の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
キャリア
女性の係長級比率

35.0%
ー人/ー人
管理職・役員への女性登用のパイプライン構築のためには、内部人材の採用・育成の強化が必要不可欠です。外部からの採用だけでなく、既存社員へのリーダー育成に対する取り組みも確認するようにしましょう。
女性の管理職比率

34.6%
ー人/ー人
「管理職」の定義は法律でもやや曖昧で、企業によって定義が異なります。数字を参考にしつつも、フェアな賃金体制、機会の提供、業務の裁量権などの実態を確認するようにしましょう。
女性の役員比率

27.3%
ー人/ー人
政府は、プライム市場への上場企業を対象に「2030年までに女性役員の比率を30%以上に」等の数値目標を盛り込み、企業の女性登用を促しています。
賃金
男女の賃金差異(全体)

79.6%
男女の賃金差異は、女性の能力や意欲を十分に発揮できないことにつながるため、女性の自立や社会参加を阻害するだけでなく、経済成長や人口減少の対策にも悪影響を及ぼすと考えられます。
男女の賃金差異(正社員)

82.1%
日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、キャリアの中断や時短勤務が賃金格差の要因にもなっています。柔軟な働き方に関する制度とともに、運用面の実態を把握することが重要となります。
男女の賃金差異(非正規社員)

87.2%
一般的に、女性が男性よりも非正規雇用で働く割合が高いことが、賃金格差の原因の一つとされています。また、日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、時短勤務が賃金格差の要因となっています。
女性活躍と両立支援の取り組み
インターネットの普及により私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。私たちはそんな多様な時代にネットを駆使した新しい学びを提案するために設立された学校法人です。正職員、契約職員、合わせて約1,000名が勤務しており、「ネットの高校」N高等学校・S高等学校・R高等学校と、教育機会確保法に基づくN中等部を運営しています。
2019年より、さまざまな事情で出勤して働くことが困難な方を対象とした「リモートワーク雇用制度」を導入いたしました。特に、18歳以下の子どもを扶養するシングルマザーを優先的に採用しており、2025年1月時点で、この制度を利用する職員は50名を超えています。契約職員にはこの制度を利用する方々も含まれています。
https://nnn.ed.jp/recruit/our-people/talks/singleparent-1/
長時間労働是正のための取り組み内容
・多様な働き方を用意(出社・セミリモート・フルリモート)
・フレックスタイム制を導入
【参考】社内制度の導入割合と業種の特徴
職種・雇用形態転換制度
在宅勤務・テレワーク
正社員再雇用・中途採用制度
短時間勤務制度
教育訓練・研修制度
病気・不妊治療休暇
キャリアコンサルティング制度
年次有給休暇時間単位取得制度
フレックスタイム制度
「教育、学習支援業」は、学校や塾、eラーニングなどを通じて幅広い世代の学びを支える分野です。教員や講師には専門知識と指導技術に加え、ICT活用力や柔軟な対応力が求められます。近年はオンライン授業や社会人向けのリスキリング需要が増え、教育の場は多様化。生徒一人ひとりに寄り添うコミュニケーション力も重要です。働き方はシフト勤務や夜間業務も含みますが、教育を通じた社会貢献性と成長実感が得られる魅力的なキャリアです。
