エネルギー・金属鉱物資源機構
石油及び可燃性天然ガスの探鉱等、石炭の探鉱、地熱の探査並びに金属鉱物の探鉱等に必要な資金の供給その他石油及び可燃性天然ガス資源、石炭資源、地熱資源並びに金属鉱物資源の開発を促進するために必要な業務並びに石油及び金属鉱産物の備蓄に必要な業務を行い、もって石油等、石炭、地熱及び金属鉱産物の安定的かつ低廉な供給に資するとともに、金属鉱業等による鉱害の防止に必要な資金の貸付けその他の業務を行い、もって国民の健康の保護及び生活環境の保全並びに金属鉱業等の健全な発展に寄与することを目的とする。
データ集計:2024年3月時点
数字で見る女性活躍と両立支援
エネルギー・金属鉱物資源機構の女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容を、鉱業、採石業、砂利採取業の平均とともに、それぞれ数字で見てみましょう。
関連トピックス
- 求職者向けトピックス
鉱業、採石業、砂利採取業には、有機物、無機物を問わず、天然に固体、液体又はガスの状態で生ずる鉱物を掘採、採石する事業所及びこれら…
採用
採用者の性別割合
男性
71.3%
女性
28.7%
プロパー職員
まずは業種平均から、採用者の女性割合の傾向を確認したうえで、現在の従業員の男女比も合わせて見てみましょう。上場企業における採用者の女性割合は、全体平均に比べてやや低い傾向にありそうです。
採用での競争倍率
男性
ー倍
女性
ー倍
採用での競争倍率は、人手不足の業種ほど倍率が低くなる傾向にありそうです。一方で、上場企業では全体平均よりも格段に競争が厳しく、また、女性の競争倍率が男性よりも高くなっているようです。
中途採用実績
男性
nan人
女性
5人
まずは業種平均から、中途採用で性別による傾向があるか確認しましょう。上場企業における中途採用実績は、女性の採用が男性の半分以下となっています。
従業員
従業員数
833人
同業種の中でどの程度の会社規模か確認し、業績等も可能な限り調べておきましょう。
従業員の男女比
男性
71.3%
女性
28.7%
プロパー職員
「鉱業、採石業、砂利採取業」の業種は、全体平均と比較して、従業員の女性割合が低い傾向にありそうです。ただし、平均としては、従業員の男女比よりも高い割合で、女性を採用しているともいえそうです。
平均勤続年数
男性
6.5年
女性
8.8年
無期契約職員
終身雇用の考えはほぼなくなってきていますが、勤続年数の平均から、中長期的なキャリア設計を測る指標として10年定着できる企業かという基準でみてもよさそうです。
働き方
有給休暇取得率
ー%
取得率と合わせて、半日単位・時間単位などでの取得や、休暇の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
育児休業取得率
男性
85.7%
女性
100.0%
全ての労働者
取得率と合わせて、育児休業から復帰後に、短時間勤務や在宅勤務、フレックスタイムなど柔軟な働き方ができるかも確認しておきましょう。
平均残業時間
10.4時間/月
その他
数字と合わせて、長時間労働是正のための取り組みや残業の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
キャリア
女性の係長級比率
ー%
nan人/nan人
管理職・役員への女性登用のパイプライン構築のためには、内部人材の採用・育成の強化が必要不可欠です。外部からの採用だけでなく、既存社員へのリーダー育成に対する取り組みも確認するようにしましょう。
女性の管理職比率
6.7%
nan人/nan人
「管理職」の定義は法律でもやや曖昧で、企業によって定義が異なります。数字を参考にしつつも、フェアな賃金体制、機会の提供、業務の裁量権などの実態を確認するようにしましょう。
女性の役員比率
20.0%
2人/10人
政府は、プライム市場への上場企業を対象に「2030年までに女性役員の比率を30%以上に」等の数値目標を盛り込み、企業の女性登用を促しています。
賃金
男女の賃金差異(全体)
71.2%
男女の賃金差異は、女性の能力や意欲を十分に発揮できないことにつながるため、女性の自立や社会参加を阻害するだけでなく、経済成長や人口減少の対策にも悪影響を及ぼすと考えられます。
男女の賃金差異(正社員)
65.5%
日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、キャリアの中断や時短勤務が賃金格差の要因にもなっています。柔軟な働き方に関する制度とともに、運用面の実態を把握することが重要となります。
男女の賃金差異(非正規社員)
71.1%
一般的に、女性が男性よりも非正規雇用で働く割合が高いことが、賃金格差の原因の一つとされています。また、日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、時短勤務が賃金格差の要因となっています。
女性活躍と両立支援の取り組み
長時間労働是正のための取り組み内容
ノー残業デーの実施
【参考】社内制度の導入割合と業種の特徴
職種・雇用形態転換制度
在宅勤務・テレワーク
正社員再雇用・中途採用制度
短時間勤務制度
教育訓練・研修制度
病気・不妊治療休暇
キャリアコンサルティング制度
年次有給休暇時間単位取得制度
フレックスタイム制度
日本標準産業分類における「鉱業、採石業、砂利採取業」は、地下資源や建設資材を採取し、加工して利用する産業で、自然環境との共生と持続可能性が求められる仕事です。これらの仕事は、地質条件に依存し、採掘方法や設備は地域や資源ごとに異なります。作業は屋外や地下で行われることが多く、特に地下作業では換気や照明、湿度の管理が重要です。
鉱業や採石業では、重機や特殊機械を使用した採掘作業が主流であり、地質調査、機械操作、爆薬の取り扱いなど、専門的な技術と知識が必要です。また、これらの作業は一般的に肉体的にも過酷で、危険が伴います。特に地下作業では、落盤や爆破作業のリスクが高いため、安全対策が重要で、防護具の着用や安全手順の遵守が求められます。
資源の有限性が問題視されており、採掘可能な量には限界があるため、資源の効率的な利用や再生可能資源の活用が求められています。また、環境保護への配慮も重要で、採掘後の土地の修復や植林活動、粉じんや騒音の管理、水質汚染の防止などの対策が講じられています。
労働条件は天候や地質に左右され、不規則な労働時間が一般的です。収入は採掘量や資源価格に影響されやすく、資源価格の下落時には収入が不安定になり、操業停止のリスクもあります。一方で、鉱業や採石業は地方経済にとって重要な雇用源であり、地域の経済を支える主要な産業です。
技術革新が進んでおり、リモート操作やドローン技術、無人機やロボティクス技術の導入により、作業の効率化や安全性が向上しています。また、鉱業には厳しい法規制が適用されており、作業員の安全確保と環境保護が求められています。国や地方自治体からの政策支援により、技術導入や環境対策に対する補助金が提供され、国内の資源自給率を高めるための政策的な支援も行われています。