宮城建設

数字で見る女性活躍と両立支援

宮城建設の女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容を、建設業の平均とともに、それぞれ数字で見てみましょう。

採用

従業員

働き方

キャリア

賃金

女性活躍と両立支援の取り組み

男性が主体の産業ですが、工事部門に所属する女性社員が６名おります。ICT技術の習得などon-JTの経験と資格取得に向けたサポート体制を整え、今年度は２名が２級土木施工管理技士資格を取得しました。現在、現場代理人として従事しながら１級土木施工管理技士資格を目指しています。また、２児のママでもある社員は、柔軟な働き方として週４日勤務を選択し、仕事と育児の両立を図っています。
当社は男女を問わず、平等な機会を提供しており、能力と実績が評価され昇進する機会を公平に提供しています。

女性活躍に関する社内制度の概要

セクシャルハラスメント等の一元的な管理体制、社員登用規程及び技術系社員登用規程による登用制度

仕事と家庭の両立に関する社内制度の概要

〇育児短時間勤務について、３歳に満たない子を養育する従業員は所定労働時間を6時間にできる。（短縮した時間は有給）
〇育児のための時差出勤の制度について、小学校に就学するまでの子を養育する従業員は所定労働時間を1日につき６０分短縮することができる。（短縮した時間は有給）
〇子の看護休暇の対象を小学６年生までに拡大している。（１人１年間で５日、１０日を限度として有給）〇介護休暇5日について有給としている。

その他関連する取り組み内容など

「いわて女性の活躍企業（ステップ２）」の認定事業所である。

【参考】社内制度の導入割合と業種の特徴

日本標準産業分類における「建設業」は、住宅やビル、橋や道路などのインフラ整備を行う重要な産業であり、幅広い専門技術と知識が求められます。建築、土木、設備工事などの多様な分野があり、設計士や大工、重機オペレーター、電気工事士など、さまざまな職種が協力してプロジェクトを進めます。

建設業の仕事はプロジェクトベースで行われ、契約に基づいて予算や期限を守りながら進行します。多くの専門職が連携してチームワークが求められ、特に工事現場では効率的な作業が重要です。現場では、季節や天候に影響される屋外作業が多く、肉体労働や長時間労働が必要とされる場合があります。また、高所作業や重機の使用に伴う危険があるため、事故防止のための安全対策が厳重に行われます。

建設業では、多くの職種で国家資格が必要となり、資格の取得によって収入や業務範囲が広がります。技能の向上も重要で、熟練した職人は高い技術力を評価されます。技術革新も進んでおり、BIM（Building Information Modeling）やドローン、IoT技術などが導入され、作業効率や精度が向上しています。

雇用形態は多様で、正社員だけでなく契約社員や派遣労働者、自営業の職人も多くいます。特にプロジェクトの多い時期には短期雇用が増えることがあります。建設業は地域社会との結びつきが強く、地域インフラの整備を通じて地方経済を支える役割を果たしています。

収入は安定している場合が多いですが、景気や工事需要によっては不安定になることもあります。特に公共事業の発注が多い時期には仕事が増える一方で、民間工事の需要が減少すると影響を受けることがあります。また、工期を厳守するために長時間労働が発生することもあります。

政府の支援や政策も建設業には大きな影響を与えます。インフラ整備や住宅政策の一環としての支援が行われ、若年層の参入を促進するための職業訓練プログラムも提供されています。また、建築基準法や労働基準法などの厳格な法規制があり、安全面や環境保護に関する遵守が不可欠です。