住友生命保険相互会社
生命保険業 ・生命保険の引受け ・資産の運用 付随業務及び法定他業 ・他の保険会社その他金融業を行う者の業務の代理または事務の代行 ・投資信託の販売 ・確定拠出年金制度における運営管理業務
データ集計:2025年6月時点
数字で見る女性活躍と両立支援
住友生命保険相互会社の女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容を、金融業、保険業の平均とともに、それぞれ数字で見てみましょう。
関連トピックス

- 求職者向けトピックス
金融業、保険業には、金融業又は保険業を営む事業が分類されます。専ら金融又は保険の事業を営む協同組合、農業又は漁業に係る共済事業を…
採用
採用者の性別割合

男性
28.5%
女性
71.5%
事務系職員
まずは業種平均から、採用者の女性割合の傾向を確認したうえで、現在の従業員の男女比も合わせて見てみましょう。上場企業における採用者の女性割合は、全体平均に比べてやや低い傾向にありそうです。
採用での競争倍率

男性
17.7倍
女性
13.2倍
事務系職員
採用での競争倍率は、人手不足の業種ほど倍率が低くなる傾向にありそうです。一方で、上場企業では全体平均よりも格段に競争が厳しく、また、女性の競争倍率が男性よりも高くなっているようです。
中途採用実績

男性
49人
女性
2852人
「金融業、保険業」の業種における中途採用実績は、全体平均と比較して女性の採用の割合が多い傾向にあります。上場企業における中途採用実績は、女性の採用が男性の半分以下となっています。
従業員
従業員数

42511人
同業種の中でどの程度の会社規模か確認し、業績等も可能な限り調べておきましょう。
従業員の男女比

男性
44%
女性
56.0%
事務系職員
上場企業の女性割合が低い傾向にありそうです。ただし、全体的に従業員の男女比よりも高い割合で、女性を採用しているともいえそうです。
平均勤続年数

男性
21.7年
女性
15.6年
事務系職員
終身雇用の考えはほぼなくなってきていますが、勤続年数の平均から、中長期的なキャリア設計を測る指標として10年定着できる企業かという基準でみてもよさそうです。
働き方
有給休暇取得率

65.0%
事務系職員
取得率と合わせて、半日単位・時間単位などでの取得や、休暇の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
育児休業取得率

男性
110.7%
女性
104.3%
事務系職員
「金融業、保険業」の業種平均の育児休業取得率(男性)は、全体平均よりも高くなっています。取得率と合わせて、育児休業から復帰後に、短時間勤務や在宅勤務、フレックスタイムなど柔軟な働き方ができるかも確認しておきましょう。
平均残業時間

4.1時間/月
対象正社員
数字と合わせて、長時間労働是正のための取り組みや残業の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
キャリア
女性の係長級比率

31.2%
647人/2071人
管理職・役員への女性登用のパイプライン構築のためには、内部人材の採用・育成の強化が必要不可欠です。外部からの採用だけでなく、既存社員へのリーダー育成に対する取り組みも確認するようにしましょう。
女性の管理職比率

50.3%
1183人/2352人
「管理職」の定義は法律でもやや曖昧で、企業によって定義が異なります。数字を参考にしつつも、フェアな賃金体制、機会の提供、業務の裁量権などの実態を確認するようにしましょう。
女性の役員比率

10.9%
6人/55人
政府は、プライム市場への上場企業を対象に「2030年までに女性役員の比率を30%以上に」等の数値目標を盛り込み、企業の女性登用を促しています。
賃金
男女の賃金差異(全体)

42.3%
男女の賃金差異は、女性の能力や意欲を十分に発揮できないことにつながるため、女性の自立や社会参加を阻害するだけでなく、経済成長や人口減少の対策にも悪影響を及ぼすと考えられます。
男女の賃金差異(正社員)

42.1%
日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、キャリアの中断や時短勤務が賃金格差の要因にもなっています。柔軟な働き方に関する制度とともに、運用面の実態を把握することが重要となります。
男女の賃金差異(非正規社員)

54.7%
一般的に、女性が男性よりも非正規雇用で働く割合が高いことが、賃金格差の原因の一つとされています。また、日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、時短勤務が賃金格差の要因となっています。
女性活躍と両立支援の取り組み
長時間労働是正のための取り組み内容
・平日の労働時間短縮:所属単位での19:30帰社運営・ノー残業デー等設定の推進等
・休日・休暇の確保:振替休日の完全取得、年5日の連続年次有給休暇完全取得、月1日(年12日)以上の有給休暇取得推進等
・日々の指導の中における業務の効率化や健康状態の確認:長時間労働発生の前段階における所属長と部下職員の対話を推進
・PCログ実績の管理:ログ実績高水準者の所属長宛指導・本人への健康確認の実施
・勤務間インターバルの実施
・生産性の評価:人事評価の項目の中に、時間あたり生産性の視点を設け、限られた時間の中で高い成果を上げている職員を評価
その他関連する取り組み内容など
【女性活躍推進における社外からの評価等】
◆2010年度「にっけい子育て支援大賞」受賞
◆2010年度「均等・両立推進企業表彰」均等推進企業部門 厚生労働大臣優良賞受賞
◆2013年度「ダイバーシティ経営企業100選」選定
◆2013年度「第7回ワーク・ライフ・バランス大賞」優秀賞受賞
◆2014年度「均等・両立推進企業表彰」ファミリー・フレンドリー企業部門 厚生労働大臣優良賞受賞
◆2014年度「イクメン企業アワード2014」特別奨励賞受賞
◆2015年度「プラチナくるみん」認定
◆2015年度「『輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会』行動宣言」賛同
◆2015年度「イクボス企業同盟」加盟
◆2015年度「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」認証
◆2017年度「健康経営優良法人ホワイト500」認定
◆2018年度「女性が輝く先進企業表彰」内閣府特命担当大臣(男女共同参画)表彰受賞
◆2023年度「プラチナくるみんプラス」認定
【全職員に対する管理職比率】
全職員に対する管理職比率:5.5%(うち女性2.8%、男性2.7%)
【参考】社内制度の導入割合と業種の特徴
職種・雇用形態転換制度
在宅勤務・テレワーク
正社員再雇用・中途採用制度
短時間勤務制度
教育訓練・研修制度
病気・不妊治療休暇
キャリアコンサルティング制度
年次有給休暇時間単位取得制度
フレックスタイム制度
「金融業、保険業」は、金融・保険業は、資金運用やリスク管理を通じて経済を支える重要産業です。近年はフィンテックやキャッシュレス化が進み、IT・データ分析力が重視されています。顧客の信頼構築力に加え、法令遵守やセキュリティ対応も不可欠。グローバル展開や国際規制対応も進む中、語学力や海外取引の知識も活かせます。成果報酬型の制度も多く、営業・企画・アナリストなど多彩なキャリアパスと高収入が期待できる分野です。
