西部電気工業
・情報通信エンジニアリング事業 ・土木・情報インフラ設備事業 ・ソリューション事業 ・ソフトウェア開発事業 ・太陽光発電・売電事業 ・建築設備事業 ・環境プラント事業
データ集計:2024年3月時点
数字で見る女性活躍と両立支援
西部電気工業の女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容を、建設業の平均とともに、それぞれ数字で見てみましょう。
関連トピックス
- 求職者向けトピックス
建設業には、主として注文又は自己建設によって建設工事を施工する事業が分類されます。転職・就職活動では、まずは業種の内容を網羅的に…
採用
採用者の性別割合
男性
95%
女性
5.0%
正社員
まずは業種平均から、採用者の女性割合の傾向を確認したうえで、現在の従業員の男女比も合わせて見てみましょう。上場企業における採用者の女性割合は、全体平均に比べてやや低い傾向にありそうです。
採用での競争倍率
男性
3.2倍
女性
7.0倍
正社員
採用での競争倍率は、人手不足の業種ほど倍率が低くなる傾向にありそうです。一方で、上場企業では全体平均よりも格段に競争が厳しく、また、女性の競争倍率が男性よりも高くなっているようです。
中途採用実績
男性
6人
女性
ー人
まずは業種平均から、中途採用で性別による傾向があるか確認しましょう。上場企業における中途採用実績は、女性の採用が男性の半分以下となっています。
従業員
従業員数
1104人
同業種の中でどの程度の会社規模か確認し、業績等も可能な限り調べておきましょう。
従業員の男女比
男性
92.9%
女性
7.1%
正社員
上場企業の女性割合が低い傾向にありそうです。ただし、全体的に従業員の男女比よりも高い割合で、女性を採用しているともいえそうです。
平均勤続年数
男性
16.3年
女性
11.3年
正社員
終身雇用の考えはほぼなくなってきていますが、勤続年数の平均から、中長期的なキャリア設計を測る指標として10年定着できる企業かという基準でみてもよさそうです。
働き方
有給休暇取得率
65.6%
正社員
取得率と合わせて、半日単位・時間単位などでの取得や、休暇の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
育児休業取得率
男性
35.0%
女性
100.0%
正社員
取得率と合わせて、育児休業から復帰後に、短時間勤務や在宅勤務、フレックスタイムなど柔軟な働き方ができるかも確認しておきましょう。
平均残業時間
19.7時間/月
対象正社員
数字と合わせて、長時間労働是正のための取り組みや残業の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
キャリア
女性の係長級比率
4.7%
6人/127人
管理職・役員への女性登用のパイプライン構築のためには、内部人材の採用・育成の強化が必要不可欠です。外部からの採用だけでなく、既存社員へのリーダー育成に対する取り組みも確認するようにしましょう。
女性の管理職比率
1.2%
4人/331人
「管理職」の定義は法律でもやや曖昧で、企業によって定義が異なります。数字を参考にしつつも、フェアな賃金体制、機会の提供、業務の裁量権などの実態を確認するようにしましょう。
女性の役員比率
0.0%
ー人/10人
政府は、プライム市場への上場企業を対象に「2030年までに女性役員の比率を30%以上に」等の数値目標を盛り込み、企業の女性登用を促しています。
賃金
男女の賃金差異(全体)
66.9%
男女の賃金差異は、女性の能力や意欲を十分に発揮できないことにつながるため、女性の自立や社会参加を阻害するだけでなく、経済成長や人口減少の対策にも悪影響を及ぼすと考えられます。
男女の賃金差異(正社員)
65.1%
日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、キャリアの中断や時短勤務が賃金格差の要因にもなっています。柔軟な働き方に関する制度とともに、運用面の実態を把握することが重要となります。
男女の賃金差異(非正規社員)
60.6%
一般的に、女性が男性よりも非正規雇用で働く割合が高いことが、賃金格差の原因の一つとされています。また、日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、時短勤務が賃金格差の要因となっています。
女性活躍と両立支援の取り組み
<主な支援制度>
子育て・介護等と仕事を両立しながら、一人ひとりがしっかりと能力を発揮できるよう支援制度を充実させています。
<女性活躍推進活動>
女性社員リーダー研修
・中堅社員に対し、リーダー候補の育成を実施しています。
女性社員懇親会の実施
・女性ならではの悩みや情報共有の場に、交流会を実施しています。
育児休暇中の女性と子育て中の女性社員意見交換会
・小学6年生未満を持つ女性社員と育児休暇中の女性社員が子供と一緒に参加し子育ての悩みやアドバイスを共有する場を設けています。
人事部主管による研修での女性活躍推進法の取り組み紹介
・「イクメン」の推進や男性社員の育児休暇取得を推進しています。
仕事と家庭の両立に関する社内制度の概要
育児休業制度
・子供が1歳になるまでの期間、育児休業を取得可能。
・保育所が見つからない等の事情がある場合は、子供が2歳になるまで延長可能。
・出産した女性社員の100%取得。(男性の取得も推進)
在宅勤務
・育児を行っている多くの社員が、時間短縮勤務および在宅勤務を実施。
・家族の介護を必要とする社員が仕事との両立のためにも活動可能。
・感染症対策および災害対策等としても多くの社員が実施。
出産祝金
・社員またはその配偶者が出産した場合は、一子につき50,000円の出産祝金を支給。
出産に係る休暇制度
・出産時、有給休暇とは別に産前6週間、産後8週間の休暇を取得可能。
配偶者出産の時の特別休暇制度
・配偶者が出産した際に、有給休暇とは別に2日間の休暇を取得可能。
子供手当制度
・実子が就学中の者を対象に満22歳の年度末まで子供手当を支給。
育児・介護時間短縮制度
・1歳に満たない子供がいる場合、勤務時間内で1.5時間の育児時間(有給)を取得可能。
・育児休暇後も、1歳~小学3年生までは、勤務時間短縮(最高半日)が可能。
・家族が介護を必要とする場合も、勤務時間短縮(最高半日)が可能。
子・家族の看護のための休暇
・小学校就学前の子供の病気やけがの看護などに休暇を取得可能。
・子供が1人の場合、1年間につき2週間の休暇を取得可能。(1歳を超える場合)
・要介護状態の家族に対し、通算1年間の範囲内で3回の休暇を取得可能。
ライフプラン休暇
・有給休暇とは別に、最高30日間の休暇を取得可能。
・子供の学校イベントや家族の介護など、さまざまな目的に利用可能。
長時間労働是正のための取り組み内容
・毎週2回のノー残業デーを設定
・有給休暇(1日、0.5日、1時間単位で取得できる)
・有給休暇取得と併せて連続休暇取得の促進
【参考】社内制度の導入割合と業種の特徴
職種・雇用形態転換制度
在宅勤務・テレワーク
正社員再雇用・中途採用制度
短時間勤務制度
教育訓練・研修制度
病気・不妊治療休暇
キャリアコンサルティング制度
年次有給休暇時間単位取得制度
フレックスタイム制度
日本標準産業分類における「建設業」は、住宅やビル、橋や道路などのインフラ整備を行う重要な産業であり、幅広い専門技術と知識が求められます。建築、土木、設備工事などの多様な分野があり、設計士や大工、重機オペレーター、電気工事士など、さまざまな職種が協力してプロジェクトを進めます。
建設業の仕事はプロジェクトベースで行われ、契約に基づいて予算や期限を守りながら進行します。多くの専門職が連携してチームワークが求められ、特に工事現場では効率的な作業が重要です。現場では、季節や天候に影響される屋外作業が多く、肉体労働や長時間労働が必要とされる場合があります。また、高所作業や重機の使用に伴う危険があるため、事故防止のための安全対策が厳重に行われます。
雇用形態は多様で、正社員だけでなく契約社員や派遣労働者、自営業の職人も多くいます。特にプロジェクトの多い時期には短期雇用が増えることがあります。建設業は地域社会との結びつきが強く、地域インフラの整備を通じて地方経済を支える役割を果たしています。
収入は安定している場合が多いですが、景気や工事需要によっては不安定になることもあります。特に公共事業の発注が多い時期には仕事が増える一方で、民間工事の需要が減少すると影響を受けることがあります。また、工期を厳守するために長時間労働が発生することもあります。