数字で見る女性活躍と両立支援
野村證券の女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容をそれぞれ数字で見てみましょう。
採用
採用者の性別割合
男性
60.2%
女性
39.8%
総合職
採用での競争倍率
男性
9.3倍
女性
5.8倍
総合職
中途採用実績
男性
123人
女性
90人
従業員
従業員数
13721人
従業員の男女比
男性
57.6%
女性
42.4%
総合職
平均勤続年数
男性
15.7年
女性
16.0年
総合職
働き方
有給休暇取得率
69.0%
総合職
育児休業取得率
男性
88.3%
女性
95.7%
全労働者
平均残業時間
12.8時間/月
その他
キャリア
女性の係長級比率
57.1%
1995人/3492人
女性の管理職比率
15.7%
721人/4588人
女性の役員比率
15.1%
8人/53人
賃金
男女の賃金差異(全体)
59.9%
男女の賃金差異(正社員)
58.6%
男女の賃金差異(非正規社員)
87.6%
女性活躍と両立支援の取り組み
長時間労働是正のための取り組み内容
・社内ガイドラインを制定し、働き方について社内周知を行い年次有給休暇取得を推進
・月、年の残業時間の予測値を出し、本人と上席へアラートを発信
・全社員向けに、CHROから長時間労働是正についてのメッセージを発信
・管理職に対して、労務時間管理の研修を実施
その他関連する取り組み内容など
■野村グループのパーパス
パーパス 金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する
■野村グループ ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン ステートメント
野村グループは、社会課題の解決を通じた持続的成長の実現に向けて、「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン」を重要な要素の1つと位置づけ、推進しています。
野村グループの最大の財産である多様な人材は、競争力とイノベーションの源泉です。私たちは、社員一人ひとりが自らのもつ能力や個性を十分に発揮して活躍できるよう、採用、育成、配属、評価、処遇だけでなく、あらゆる場面において公平な機会を提供することで、多様性のあるインクルーシブな職場づくりを目指します。
ダイバーシティ(Diversity)とは、多様な人材・考え方※が存在している状態を表しています。さらに、多様な考え方・経験に基づき発言・行動することが重要です。
エクイティ(Equity)とは、すべての人に同じ支援や機会を提供する(=平等/Equality)のではなく、個人ごとに異なる状況やニーズに応じて最適なリソースや機会を提供することで、ひとりひとりが目標を達成するための公平な環境を作ることです。
インクルージョン(Inclusion)とは、社員が帰属意識を持ち、最大限の能力を発揮するために、多様な視点や背景を理解し、活用できる環境を作ることです。
※国籍、人種、性別、性自認、性指向、年齢、宗教、信条、社会的身分、障がいの有無、価値観などに限らず、多様な考え方や経験も含む
■DEI推進体制
野村グループは、「最大の財産は人材である」という考えのもと、DEI(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)を経営戦略の基盤であると位置付けて、トップダウンとボトムアップの両輪で推進しています。
具体的には、役員やグループ各社の社長、リージョンの代表がグループ全体のDEIについて審議するDEI推進ワーキンググループというトップダウンのアプローチ、そして社員がボランティアで活動するDEI社員ネットワークによるボトムアップにて取り組んでいます。
DEI社員ネットワークは、日本だけでなくグローバル各地域にも同様のネットワークがあり、講師を招いての講演会、社内への情報発信、外部協賛など、様々なイベントを自発的に企画・運営しています。
日本では、3つのネットワークがあります。
・ライフ&ファミリーネットワーク:「ライフの充実がワークの成果につながる」をコンセプトに、健康や育児、介護のテーマを中心に野村で働くすべての社員が最大限力を発揮できるオープンで健康的な職場環境の醸成に取り組んでいます。
・ウーマン・イン・ノムラネットワーク:女性のキャリア推進をテーマとして、「女性の活躍する場が広がることは、会社、お客様、ひいては社会に新しい価値をもたらすことになると考え、その実現のために、女性のキャリアについて皆で共に考え、行動し、それらを通じて『変化を創る』ことを目的」として活動しています。
・アライズ・イン・ノムラネットワーク:多文化、LGBTQ+、障がい者をテーマに、正しい理解の促進と職場環境の醸成を目的に、多様性に着目し、互いの行動原理について理解を深め、気づきを促すことで、社員一人ひとりの持てる強みが十分に発揮できる環境づくりを支援しています。
■女性の活躍推進に向けた行動計画
野村證券では、女性の活躍推進にかかる行動計画において、2025年4月末までに女性管理職比率20%、女性部店長比率10%、有給休暇取得率70%とする数値目標を定め、様々な取組を進めています。行動計画には、この目標とともに、女性社員がさまざまなライフイベントと仕事を両立しながら働き続けられる環境を整えるとともに、その能力を十分に発揮してステップアップを図るための取り組み内容を記載しています。積極的に取り組んだ結果、女性部店長比率ついては前倒しで達成をいたしました。
【関連情報】
・令和5年度 「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」 銘柄認定取得(野村ホールディングス)
・PRIDE指標コレクティブインパクト型 「レインボー」3年連続受賞、最高位「ゴールド」8年連続受賞(野村ホールディングス)
・大阪市女性活躍リーディングカンパニー認証取得(野村證券)