味の素

数字で見る女性活躍と両立支援

味の素の女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容を、その他製造業の平均とともに、それぞれ数字で見てみましょう。

採用

従業員

働き方

キャリア

賃金

女性活躍と両立支援の取り組み

長時間労働是正のための取り組み内容

多様な人財の活躍に向けた「働き方改革」
・2016年4月～：全職場で「働き方計画表」（※）を活用し、労働時間を意識した働き方を行う
・2016年7月～：本社の退館時刻を19時とし、全館自動消灯を行う
　※「働き方計画表」とは個々人が月別の残業、有休の計画を立て、毎月のセルフチェックおよび部署内で定期的に共有するために用いる、労働時間を見える化したツール。
・本社において週１日をノー残業日とし、17時に全館消灯を行う。
・2017年4月～：1日の所定労働時間を20分短縮し、抜本的な働き方改革を図る。2020年4月には1日の所定労働時間7時間を目標とする。
・2017年4月～所定労働時間8:15-16:30に変更
・2017年4月～週4日までのどこでもオフィス（テレワーク）利用可能
・2020年7月～どこでもオフィスの勤務日数は、日数制限を設けない。

その他関連する取り組み内容など

○従業員 合計：3,480人（うち女性：1,127人）、女性比率：32.4％
※2023年度期末時点。有価証券報告書記載の単体ベース。
○平均年齢 合計：44.5歳（男性：45.3歳、女性：42.7歳）
※2023年度期末時点。有価証券報告書記載の単体ベース。
○育休取得者数 合計：189人（うち男性：79人）
○育児休業復職率：男性100.0％、女性100.0%
○平均年間給与：10,727円(千円)
○各種報告書での情報:ASVレポート（統合報告書）、サスティナビリティ―データブック、サスティナビリティデータブック人事・労務データ
〇「30％Club Japan」に賛同している
〇「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言」に賛同している

【参考】社内制度の導入割合と業種の特徴

日本標準産業分類における「その他の製造業」は、宝飾品、スポーツ用品、玩具、楽器、文房具、日用品、医療器具など、特定の分類に属さない多様な製品を製造する業種です。この分野では、製品ごとに異なる特性や技術が求められ、多様なスキルが必要とされます。職人的なスキルが重要な分野から、大規模な工場での自動化生産まで、作業環境は多岐にわたります。

宝飾品や貴金属製品の製造では、金や銀、宝石などを用いた高精度な加工技術が求められ、職人技が重要です。また、デザインやファッションのトレンドを把握し、消費者のニーズに対応することも求められます。一方、スポーツ用品の製造では、機能性と耐久性が重視され、カーボンファイバーなどの先端材料が多く使われています。素材に関する技術知識が不可欠です。

玩具やゲームの製造は創造力が鍵となり、子供たちに楽しんでもらうためのユニークなデザインが求められます。安全基準に対応した設計も重要であり、試作とユーザー評価を繰り返して製品を最適化する必要があります。また、楽器の製造では、音響技術と素材選びが音質に直結するため、高い技術力が求められます。特に、弦楽器などの精密な加工には職人技が不可欠で、品質と音色を保証するための手作業が重要です。

文房具や日用品の製造では、コスト効率を追求しつつ、デザイン性と機能性を両立させることが求められます。これらの製品は大量生産が一般的で、製造プロセスの効率化と品質管理が重要です。

労働環境としては、大規模な工場での大量生産から、小規模な工房での職人的な製造まで、幅広い作業環境が存在します。特に宝飾品や楽器などの高級品の製造には、伝統的な技術や手作業が中心となります。一方で、自動化された製造ラインでは、効率化のための技術が必要とされます。

キャリア面では、異なる製品分野での経験を活かして、キャリアチェンジや転職がしやすい点も魅力です。製品開発や管理職、品質保証の分野でのキャリアアップも期待でき、製造プロセスの改善やプロジェクト管理に携わる機会も多いです。