数字で見る女性活躍と両立支援
ニチレイの女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容をそれぞれ数字で見てみましょう。
採用
採用者の性別割合
男性
50%
女性
50.0%
総合職
採用での競争倍率
男性
43.0倍
女性
26.0倍
総合職
中途採用実績
男性
2人
女性
2人
従業員
従業員数
236人
従業員の男女比
男性
58.8%
女性
41.2%
総合職
平均勤続年数
男性
19.0年
女性
17.4年
総合職
働き方
有給休暇取得率
78.2%
総合職
育児休業取得率
男性
100.0%
女性
100.0%
総合職
平均残業時間
20.7時間/月
対象正社員
キャリア
女性の係長級比率
51.9%
54人/104人
女性の管理職比率
17.0%
9人/53人
女性の役員比率
10.0%
2人/20人
賃金
男女の賃金差異(全体)
71.6%
男女の賃金差異(正社員)
75.2%
男女の賃金差異(非正規社員)
40.0%
女性活躍と両立支援の取り組み
女性活躍に関する社内制度の概要
・カムバック制度:多様な働き方を実現させるためのキャリア継続の支援及び勤務実績を有する人財の再雇用する制度
・配偶者転勤休職:配偶者の国内外への転勤に同行することにより勤務継続が困難な場合に、会社が認めた範囲(3年以内)で休職とする制度
・キャリア申告:将来のキャリアについての希望及びキャリア履歴(担当職務、技能資格など)の申告
仕事と家庭の両立に関する社内制度の概要
・スーパーフレックス制度導入
・テレワーク制度拡充
・サテライトオフィス
・育児・介護休業法の各種制度に関する法定を上回る制度(1年6ヶ月間の育児休業など)
・法定を上回る短時間勤務制度(小学校4年生終了時まで)
・2022年度に年次有給休暇時間単位取得制度導入
・家族・看護休暇制度の拡充
長時間労働是正のための取り組み内容
・総実労働時間の2021年度比マイナス3%を目標に設定し、労使協働で達成に向けて取り組んでいる
・安全衛生委員会にて時間外労働時間のモニタリングを実施
・実労働時間と申請労働時間の乖離時間の確認徹底
・時間外労働の事前申請
その他関連する取り組み内容など
サステナビリティ基本方針に基づき、「2030年の姿」を実現するためには、人財に関する拠り所を明確にする必要があることから、ニチレイグループの人財に関する理念とこの考え方に基づく人財方針を2022年7月に新たに制定しました。
グループ人財方針は
1.事業を通じた社会課題の解決に共感し、行動する人財の育成
2.多様な知とデジタルを掛け合わせ、新たな価値を創造し続ける組織の構築
3.挑戦を促す安全安心な企業文化の醸成
の3点を掲げており、これは「2030年の姿」及び「5つの重要事項」を達成するための人財面の課題を整理したものとなります。
これらの人財方針を具体的に取り進めるものとして5つ人財戦略を掲げました。まず従業員が活き活きと働くことが事業推進の大前提であるとの考えから「働きがい」と「健康経営」を土台とし、その上で、「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」「新たな価値創造」「個人に即した学習機会」という企業価値向上に繋る戦略を掲げております。経営課題の解決や、私たちが目指すあるべき人財や組織の実現を両立するものとして、この人財戦略を実行してまいります。
人財戦略を着実に進めるための人財に関するテーマ(一部)
●健康保持・増進による従業員パフォーマンス向上
食と健康を支える企業として、自社の従業員が、年齢・性別に関わらず常に心身共に健康でいきいきと働いていることは使命であると捉えています。従業員のパフォーマンス低下を招くプレゼンティーイズム(※1)・アブセンティーイズム(※2)を低減させる取組みとして、産業保健の体制整備、ヘルスリテラシー教育、治療と仕事の両立支援を進めています。その結果として「健康経営銘柄2023」を獲得できました
※1 心身の体調不良が原因により業務自体が行えない日数
※2 通常発揮できるパフォーマンスのレベルを 100%とした場合の、現在のパフォーマンスレベル
●女性への機会提供と活躍実現
女性社員の役職・管理職に占める割合の増加と、働くことへの価値観の多様化に伴い、属性に拠らず活躍できる場を創出すると共に、女性役職者勉強会や車座、女性社員交流会など、従業員の能力を引き出す施策を展開しています。