数字で見る女性活躍と両立支援
焼津漁業協同組合の女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容を、漁業の平均とともに、それぞれ数字で見てみましょう。
関連トピックス
- 求職者向けトピックス
漁業には、海面又は内水面において自然繁殖している水産動植物を採捕する事業、海面又は内水面において人工的施設を施し、水産動植物の養…
採用
採用者の性別割合
男性
ー%
女性
ー%
まずは業種平均から、採用者の女性割合の傾向を確認したうえで、現在の従業員の男女比も合わせて見てみましょう。上場企業における採用者の女性割合は、全体平均に比べてやや低い傾向にありそうです。
採用での競争倍率
男性
ー倍
女性
ー倍
採用での競争倍率は、人手不足の業種ほど倍率が低くなる傾向にありそうです。一方で、上場企業では全体平均よりも格段に競争が厳しく、また、女性の競争倍率が男性よりも高くなっているようです。
中途採用実績
男性
ー人
女性
ー人
まずは業種平均から、中途採用で性別による傾向があるか確認しましょう。上場企業における中途採用実績は、女性の採用が男性の半分以下となっています。
従業員
従業員数
120人
同業種の中でどの程度の会社規模か確認し、業績等も可能な限り調べておきましょう。
従業員の男女比
男性
ー%
女性
ー%
上場企業の女性割合が低い傾向にありそうです。ただし、全体的に従業員の男女比よりも高い割合で、女性を採用しているともいえそうです。
平均勤続年数
男性
ー年
女性
ー年
終身雇用の考えはほぼなくなってきていますが、勤続年数の平均から、中長期的なキャリア設計を測る指標として10年定着できる企業かという基準でみてもよさそうです。
働き方
有給休暇取得率
ー%
取得率と合わせて、半日単位・時間単位などでの取得や、休暇の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
育児休業取得率
男性
ー%
女性
ー%
取得率と合わせて、育児休業から復帰後に、短時間勤務や在宅勤務、フレックスタイムなど柔軟な働き方ができるかも確認しておきましょう。
平均残業時間
ー時間/月
数字と合わせて、長時間労働是正のための取り組みや残業の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
キャリア
女性の係長級比率
ー%
ー人/ー人
管理職・役員への女性登用のパイプライン構築のためには、内部人材の採用・育成の強化が必要不可欠です。外部からの採用だけでなく、既存社員へのリーダー育成に対する取り組みも確認するようにしましょう。
女性の管理職比率
ー%
ー人/ー人
「管理職」の定義は法律でもやや曖昧で、企業によって定義が異なります。数字を参考にしつつも、フェアな賃金体制、機会の提供、業務の裁量権などの実態を確認するようにしましょう。
女性の役員比率
ー%
ー人/ー人
政府は、プライム市場への上場企業を対象に「2030年までに女性役員の比率を30%以上に」等の数値目標を盛り込み、企業の女性登用を促しています。
賃金
男女の賃金差異(全体)
ー%
男女の賃金差異は、女性の能力や意欲を十分に発揮できないことにつながるため、女性の自立や社会参加を阻害するだけでなく、経済成長や人口減少の対策にも悪影響を及ぼすと考えられます。
男女の賃金差異(正社員)
ー%
日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、キャリアの中断や時短勤務が賃金格差の要因にもなっています。柔軟な働き方に関する制度とともに、運用面の実態を把握することが重要となります。
男女の賃金差異(非正規社員)
ー%
一般的に、女性が男性よりも非正規雇用で働く割合が高いことが、賃金格差の原因の一つとされています。また、日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、時短勤務が賃金格差の要因となっています。
女性活躍と両立支援の取り組み
【参考】社内制度の導入割合と業種の特徴
職種・雇用形態転換制度
在宅勤務・テレワーク
正社員再雇用・中途採用制度
短時間勤務制度
教育訓練・研修制度
病気・不妊治療休暇
キャリアコンサルティング制度
年次有給休暇時間単位取得制度
フレックスタイム制度
日本標準産業分類における「漁業」の仕事は、水産資源を獲ることが主な内容です。天候や海況に大きく左右され、特に台風や暴風雨などの悪天候時には出漁できない場合があります。また、魚の回遊ルートや季節によって漁の時期が決まり、豊漁期には集中して漁を行い、オフシーズンには漁の回数が減少することが一般的です。
漁業の作業環境は一般的に過酷で、長時間の労働や海上での作業が常態化しており、肉体的な負担が大きいです。また、天候の急変や高波などによる危険が伴い、機械の操作ミスによる事故のリスクも高いため、安全対策が必要です。漁業者は漁場や魚の生態に関する高度な知識が求められ、それに加えて漁法ごとに異なる技術の習得も必要です。
また、持続可能な漁業が求められており、水産資源の管理や環境保護が重視されています。漁獲量制限や禁漁期間を守ることはもちろん、環境に配慮した漁法や養殖業の導入など、資源を枯渇させないための対策が講じられています。さらに、漁業は地域経済の柱でもあり、漁村コミュニティとの連携が不可欠です。地域ブランドの水産物の生産も地域経済の活性化に貢献しています。
一方で、漁業者の収入は天候や魚の回遊パターンに依存するため、収入が不安定になりがちです。また、労働条件は厳しく、長時間労働や過酷な作業環境が課題となっています。技術革新も進んでおり、GPSや魚群探知機、冷凍技術などが導入され、より効率的な漁業が可能になっています。また、漁船の近代化も進められており、燃費の良い漁船や環境負荷の少ない漁法が推進されています。
政府や地方自治体からは、漁業者への補助金や支援が提供されており、特に漁船の購入や修理、新規参入者への助成などが行われています。後継者不足に対処するため、若者の参入を促す支援プログラムも整備されています。