淺沼組
建設工事の企画、設計、監理、請負およびコンサルティング業務 地域開発、都市開発、海洋開発および環境整備に関する事業ならびにこれらに関する企画、設計、監理、請負およびコンサルティング業務 不動産の売買、交換、賃貸およびその仲介ならびに管理 その他
データ集計:2023年3月時点
数字で見る女性活躍と両立支援
淺沼組の女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容を、建設業の平均とともに、それぞれ数字で見てみましょう。
建設業には、主として注文又は自己建設によって建設工事を施工する事業が分類されます。転職・就職活動では、まずは業種の内容を網羅的に…
採用
業種平均 男性74.4% 女性25.6%全体平均 男性56.7% 女性43.3%上場企業平均 男性66.4% 女性33.6%まずは業種平均から、採用者の女性割合の傾向を確認したうえで、現在の従業員の男女比も合わせて見てみましょう。上場企業における採用者の女性割合は、全体平均に比べてやや低い傾向にありそうです。
業種平均 男性4.5倍 女性5.6倍全体平均 男性13.8倍 女性11.6倍上場企業平均 男性21.9倍 女性29.5倍採用での競争倍率は、人手不足の業種ほど倍率が低くなる傾向にありそうです。一方で、上場企業では全体平均よりも格段に競争が厳しく、また、女性の競争倍率が男性よりも高くなっているようです。
業種平均 男性15.7人 女性5.7人全体平均 男性21.4人 女性15.4人上場企業平均 男性41.9人 女性18.0人まずは業種平均から、中途採用で性別による傾向があるか確認しましょう。上場企業における中途採用実績は、女性の採用が男性の半分以下となっています。
従業員
男性:1165人 女性:197人(2023年3月現在)
業種別の構成比率10人未満9.6%10~100人38.9%101~300人27.0%301~500人9.8%501~1000人7.6%1001~5000人6.2%5000人以上0.9%同業種の中でどの程度の会社規模か確認し、業績等も可能な限り調べておきましょう。
業種平均 男性79.0% 女性21.0%全体平均 男性63.2% 女性36.8%上場企業平均 男性73.1% 女性26.9%上場企業の女性割合が低い傾向にありそうです。ただし、全体的に従業員の男女比よりも高い割合で、女性を採用しているともいえそうです。
業種平均 男性13.8年 女性10.2年全体平均 男性12.9年 女性10.5年上場企業平均 男性14.9年 女性11.6年終身雇用の考えはほぼなくなってきていますが、勤続年数の平均から、中長期的なキャリア設計を測る指標として10年定着できる企業かという基準でみてもよさそうです。
働き方
業種平均 62.3%全体平均 67.6%上場企業平均 69.4%取得率と合わせて、半日単位・時間単位などでの取得や、休暇の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
業種平均 男性36.6% 女性67.3%全体平均 男性40.5% 女性85.6%上場企業平均 男性54.9% 女性97.2%取得率と合わせて、育児休業から復帰後に、短時間勤務や在宅勤務、フレックスタイムなど柔軟な働き方ができるかも確認しておきましょう。
業種平均 17.0時間/月全体平均 13.4時間/月上場企業平均 15.2時間/月数字と合わせて、長時間労働是正のための取り組みや残業の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
キャリア
業種平均 15.6%全体平均 28.2%上場企業平均 21.1%管理職・役員への女性登用のパイプライン構築のためには、内部人材の採用・育成の強化が必要不可欠です。外部からの採用だけでなく、既存社員へのリーダー育成に対する取り組みも確認するようにしましょう。
業種平均 10.8%全体平均 20.8%上場企業平均 10.3%「管理職」の定義は法律でもやや曖昧で、企業によって定義が異なります。数字を参考にしつつも、フェアな賃金体制、機会の提供、業務の裁量権などの実態を確認するようにしましょう。
業種平均 17.2%全体平均 16.1%上場企業平均 11.2%政府は、プライム市場への上場企業を対象に「2030年までに女性役員の比率を30%以上に」等の数値目標を盛り込み、企業の女性登用を促しています。
賃金
(注釈・説明)
1.正規雇用労働者には定年再雇用者を含んでおります。
2.非正規雇用労働者は期間の定めのある労働者に加え、無期転換した労働者を含んでおります。
3.出向者の取り扱いは、当社から他社への出向者を含んで算出しております。
なお、他社から当社への出向者は、当事業年度にはおりません。
4.賃金は退職金を除き、賞与や各種手当を含めて算出しております。
5.短時間勤務者はフルタイム換算せず、実支払額に基づき算出しております。
〈男女賃金差異についての補足説明〉
全労働者のうち非正規雇用労働者の占める割合は約3.2%です。非正規雇用労働者においては、女性の割合が相対的に多く、パートタイム労働者も一定数いることが、全労働者の男女差異指標を押し下げる要因となっています。
また、正規雇用労働者は職務や地域限定の有無等により総合職、一般職、技能職に区分しておりますが、このうち総合職の全労働者に占める割合が約89.5%で、男女賃金差異については、総合職における賃金差異に主な要因があると考えております。
正規雇用労働者のうち総合職の状況は2024年3月末時点で、次の通りです。
総合職 女性 平均年齢 30.2歳 平均勤続年数 7.1年
総合職 男性 平均年齢 45.0歳 平均勤続年数 21.6年
正規雇用労働者のうち、総合職の男女賃金差異は、64.2%です。
男女雇用機会均等法の改正に伴い、女性総合職の採用を開始し、継続的に採用を続けておりますが、女性総合職の平均勤続年数が男性総合職との比較で約15年の隔たりがあり、多くの女性総合職が管理職層に達しておらず賃金差異につながっています。
女性総合職の新卒採用の増加に伴い、女性総合職の平均勤続年数は低下傾向でしたが、2018年度を底に上昇に転じ、男女の平均勤続年数の隔たりは縮小傾向にあります。
※2023年4月1日~2024年3月31日
業種平均 66.8%全体平均 70.2%上場企業平均 67.2%男女の賃金差異は、女性の能力や意欲を十分に発揮できないことにつながるため、女性の自立や社会参加を阻害するだけでなく、経済成長や人口減少の対策にも悪影響を及ぼすと考えられます。
(注釈・説明)
1.正規雇用労働者には定年再雇用者を含んでおります。
2.非正規雇用労働者は期間の定めのある労働者に加え、無期転換した労働者を含んでおります。
3.出向者の取り扱いは、当社から他社への出向者を含んで算出しております。
なお、他社から当社への出向者は、当事業年度にはおりません。
4.賃金は退職金を除き、賞与や各種手当を含めて算出しております。
5.短時間勤務者はフルタイム換算せず、実支払額に基づき算出しております。
〈男女賃金差異についての補足説明〉
全労働者のうち非正規雇用労働者の占める割合は約3.2%です。非正規雇用労働者においては、女性の割合が相対的に多く、パートタイム労働者も一定数いることが、全労働者の男女差異指標を押し下げる要因となっています。
また、正規雇用労働者は職務や地域限定の有無等により総合職、一般職、技能職に区分しておりますが、このうち総合職の全労働者に占める割合が約89.5%で、男女賃金差異については、総合職における賃金差異に主な要因があると考えております。
正規雇用労働者のうち総合職の状況は2024年3月末時点で、次の通りです。
総合職 女性 平均年齢 30.2歳 平均勤続年数 7.1年
総合職 男性 平均年齢 45.0歳 平均勤続年数 21.6年
正規雇用労働者のうち、総合職の男女賃金差異は、64.2%です。
男女雇用機会均等法の改正に伴い、女性総合職の採用を開始し、継続的に採用を続けておりますが、女性総合職の平均勤続年数が男性総合職との比較で約15年の隔たりがあり、多くの女性総合職が管理職層に達しておらず賃金差異につながっています。
女性総合職の新卒採用の増加に伴い、女性総合職の平均勤続年数は低下傾向でしたが、2018年度を底に上昇に転じ、男女の平均勤続年数の隔たりは縮小傾向にあります。
※2023年4月1日~2024年3月31日
業種平均 69.4%全体平均 75.5%上場企業平均 72.6%日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、キャリアの中断や時短勤務が賃金格差の要因にもなっています。柔軟な働き方に関する制度とともに、運用面の実態を把握することが重要となります。
(注釈・説明)
1.正規雇用労働者には定年再雇用者を含んでおります。
2.非正規雇用労働者は期間の定めのある労働者に加え、無期転換した労働者を含んでおります。
3.出向者の取り扱いは、当社から他社への出向者を含んで算出しております。
なお、他社から当社への出向者は、当事業年度にはおりません。
4.賃金は退職金を除き、賞与や各種手当を含めて算出しております。
5.短時間勤務者はフルタイム換算せず、実支払額に基づき算出しております。
〈男女賃金差異についての補足説明〉
全労働者のうち非正規雇用労働者の占める割合は約3.2%です。非正規雇用労働者においては、女性の割合が相対的に多く、パートタイム労働者も一定数いることが、全労働者の男女差異指標を押し下げる要因となっています。
また、正規雇用労働者は職務や地域限定の有無等により総合職、一般職、技能職に区分しておりますが、このうち総合職の全労働者に占める割合が約89.5%で、男女賃金差異については、総合職における賃金差異に主な要因があると考えております。
正規雇用労働者のうち総合職の状況は2024年3月末時点で、次の通りです。
総合職 女性 平均年齢 30.2歳 平均勤続年数 7.1年
総合職 男性 平均年齢 45.0歳 平均勤続年数 21.6年
正規雇用労働者のうち、総合職の男女賃金差異は、64.2%です。
男女雇用機会均等法の改正に伴い、女性総合職の採用を開始し、継続的に採用を続けておりますが、女性総合職の平均勤続年数が男性総合職との比較で約15年の隔たりがあり、多くの女性総合職が管理職層に達しておらず賃金差異につながっています。
女性総合職の新卒採用の増加に伴い、女性総合職の平均勤続年数は低下傾向でしたが、2018年度を底に上昇に転じ、男女の平均勤続年数の隔たりは縮小傾向にあります。
※2023年4月1日~2024年3月31日
業種平均 50.2%全体平均 80.9%上場企業平均 70.3%一般的に、女性が男性よりも非正規雇用で働く割合が高いことが、賃金格差の原因の一つとされています。また、日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、時短勤務が賃金格差の要因となっています。
女性活躍と両立支援の取り組み
【参考】社内制度の導入割合と業種の特徴
職種・雇用形態転換制度
業種平均 11.4%全体平均 12.9%上場企業平均 26.4% 在宅勤務・テレワーク
業種平均 14.1%全体平均 16.8%上場企業平均 44.1% 正社員再雇用・中途採用制度
業種平均 15.0%全体平均 14.9%上場企業平均 31.0% 短時間勤務制度
業種平均 20.9%全体平均 24.6%上場企業平均 50.6% 教育訓練・研修制度
業種平均 14.8%全体平均 13.4%上場企業平均 29.2% 病気・不妊治療休暇
業種平均 6.1%全体平均 7.2%上場企業平均 18.5% キャリアコンサルティング制度
業種平均 2.4%全体平均 2.9%上場企業平均 7.7% 年次有給休暇時間単位取得制度
業種平均 17.2%全体平均 13.9%上場企業平均 27.6% フレックスタイム制度
業種平均 7.9%全体平均 11.5%上場企業平均 30.9% 日本標準産業分類における「建設業」は、住宅やビル、橋や道路などのインフラ整備を行う重要な産業であり、幅広い専門技術と知識が求められます。建築、土木、設備工事などの多様な分野があり、設計士や大工、重機オペレーター、電気工事士など、さまざまな職種が協力してプロジェクトを進めます。
建設業の仕事はプロジェクトベースで行われ、契約に基づいて予算や期限を守りながら進行します。多くの専門職が連携してチームワークが求められ、特に工事現場では効率的な作業が重要です。現場では、季節や天候に影響される屋外作業が多く、肉体労働や長時間労働が必要とされる場合があります。また、高所作業や重機の使用に伴う危険があるため、事故防止のための安全対策が厳重に行われます。
建設業では、多くの職種で国家資格が必要となり、資格の取得によって収入や業務範囲が広がります。技能の向上も重要で、熟練した職人は高い技術力を評価されます。技術革新も進んでおり、BIM(Building Information Modeling)やドローン、IoT技術などが導入され、作業効率や精度が向上しています。
雇用形態は多様で、正社員だけでなく契約社員や派遣労働者、自営業の職人も多くいます。特にプロジェクトの多い時期には短期雇用が増えることがあります。建設業は地域社会との結びつきが強く、地域インフラの整備を通じて地方経済を支える役割を果たしています。
収入は安定している場合が多いですが、景気や工事需要によっては不安定になることもあります。特に公共事業の発注が多い時期には仕事が増える一方で、民間工事の需要が減少すると影響を受けることがあります。また、工期を厳守するために長時間労働が発生することもあります。
政府の支援や政策も建設業には大きな影響を与えます。インフラ整備や住宅政策の一環としての支援が行われ、若年層の参入を促進するための職業訓練プログラムも提供されています。また、建築基準法や労働基準法などの厳格な法規制があり、安全面や環境保護に関する遵守が不可欠です。