三和建設
1.建設工事・開発・環境整備・その他建設に関する事業及びこれらに関する企画・設計・コンサルティング他一切の業務 2.不動産の賃貸及び売買 3.不動産の賃貸及び売買の斡旋仲介 4.不動産の保守・管理・運営に関する業務 5.不動産事業に関する企画・コンサルティング業務 6.生産エンジニアリングに関する企画・設計・工事・コンサルティング他一切の業務 7.建設に関わるインターネットによるマッチングビジネス事業 8.人材教育及び組織コンサルティング事業 9.自然エネルギーによる発電事業 10.企業主導型保育事業 11.上記各号に付帯又は関連する一切の業務
データ集計:2023年9月時点
数字で見る女性活躍と両立支援
三和建設の女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容を、建設業の平均とともに、それぞれ数字で見てみましょう。
関連トピックス
- 求職者向けトピックス
建設業には、主として注文又は自己建設によって建設工事を施工する事業が分類されます。転職・就職活動では、まずは業種の内容を網羅的に…
採用
採用者の性別割合
男性
70%
女性
30.0%
(対象正社員)
まずは業種平均から、採用者の女性割合の傾向を確認したうえで、現在の従業員の男女比も合わせて見てみましょう。上場企業における採用者の女性割合は、全体平均に比べてやや低い傾向にありそうです。
採用での競争倍率
男性
ー倍
女性
ー倍
採用での競争倍率は、人手不足の業種ほど倍率が低くなる傾向にありそうです。一方で、上場企業では全体平均よりも格段に競争が厳しく、また、女性の競争倍率が男性よりも高くなっているようです。
中途採用実績
男性
ー人
女性
ー人
まずは業種平均から、中途採用で性別による傾向があるか確認しましょう。上場企業における中途採用実績は、女性の採用が男性の半分以下となっています。
従業員
従業員数
198人
同業種の中でどの程度の会社規模か確認し、業績等も可能な限り調べておきましょう。
従業員の男女比
男性
ー%
女性
ー%
上場企業の女性割合が低い傾向にありそうです。ただし、全体的に従業員の男女比よりも高い割合で、女性を採用しているともいえそうです。
平均勤続年数
男性
ー年
女性
ー年
終身雇用の考えはほぼなくなってきていますが、勤続年数の平均から、中長期的なキャリア設計を測る指標として10年定着できる企業かという基準でみてもよさそうです。
働き方
有給休暇取得率
ー%
取得率と合わせて、半日単位・時間単位などでの取得や、休暇の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
育児休業取得率
男性
66.7%
女性
100.0%
(対象正社員)
取得率と合わせて、育児休業から復帰後に、短時間勤務や在宅勤務、フレックスタイムなど柔軟な働き方ができるかも確認しておきましょう。
平均残業時間
23.6時間/月
対象正社員
数字と合わせて、長時間労働是正のための取り組みや残業の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
キャリア
女性の係長級比率
ー%
ー人/ー人
管理職・役員への女性登用のパイプライン構築のためには、内部人材の採用・育成の強化が必要不可欠です。外部からの採用だけでなく、既存社員へのリーダー育成に対する取り組みも確認するようにしましょう。
女性の管理職比率
ー%
ー人/ー人
「管理職」の定義は法律でもやや曖昧で、企業によって定義が異なります。数字を参考にしつつも、フェアな賃金体制、機会の提供、業務の裁量権などの実態を確認するようにしましょう。
女性の役員比率
ー%
ー人/ー人
政府は、プライム市場への上場企業を対象に「2030年までに女性役員の比率を30%以上に」等の数値目標を盛り込み、企業の女性登用を促しています。
賃金
男女の賃金差異(全体)
ー%
男女の賃金差異は、女性の能力や意欲を十分に発揮できないことにつながるため、女性の自立や社会参加を阻害するだけでなく、経済成長や人口減少の対策にも悪影響を及ぼすと考えられます。
男女の賃金差異(正社員)
ー%
日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、キャリアの中断や時短勤務が賃金格差の要因にもなっています。柔軟な働き方に関する制度とともに、運用面の実態を把握することが重要となります。
男女の賃金差異(非正規社員)
ー%
一般的に、女性が男性よりも非正規雇用で働く割合が高いことが、賃金格差の原因の一つとされています。また、日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、時短勤務が賃金格差の要因となっています。
女性活躍と両立支援の取り組み
多様なライフスタイルの社員が能力を最大限発揮し、いきいきと活躍できる環境づくりに取り組んでまいりました。
その結果、2013年から10年間で社員数1.5倍に対し、女性社員比率は14%から30%に増加ました。
■女性社員増加に伴い整えた制度
今まで男性が多かったことで知らなかった女性特有の健康課題や働く環境に対する取り組みも積極的に行っています。職場風土を変化させていくために全社員が学び、提案する機会も設けています。
・作業所における女性用の更衣室やトイレ
・作業服は女性にフィットしたものに改善
・生理休暇の名称変更(F休)毎月連続した2日を無給から有給へ
・全社員への生理研修導入
・不妊治療補助金制度
・通称・旧姓の利用を正式な制度へ
女性活躍に関する社内制度の概要
全社員を総合職とし、全部署に女性社員を配属し、人事ローテーションを積極的に行いました。女性に限らず全社員の成長と定着率も向上し、社員数も増加を続けております。
仕事と家庭の両立に関する社内制度の概要
■5つの育児支援(出産後のサポート体制)
①出産子育て支援金
第一子:10万円、第二子:20万円(以降、子1人当たり10万円を加算して支給)
②企業主導型保育園「りんごぐみ」
本社敷地内に企業主導型保育園を建設し、結婚や出産などライフステージに関わらず仕事を続けやすい環境づくりを提供。
③出生時育児休業
子の出生後8週間以内のうち4週間(28日)を限度として育児休業を取得可能。
④育児勤務
小学校入学までを対象として始業時間・就業時刻を繰り上げまたは繰り下げが可能(法令上は3歳まで)。
⑤子供の看護休暇
負傷、疾病、予防接種や健康診断を受診するために有給休暇とは別に5日/年の休暇が取得可能(小学校就学の始期まで、時間単位での取得が可能)。
長時間労働是正のための取り組み内容
・社員一人ひとりへの毎朝、健康チェック、残業時間、業務量を電話で確認。
・毎日20時以降のパソコン自動シャットダウン。
・ノー残業デーの設置。
・年次有給休暇取得状況、社員の残業時間を把握。
【参考】社内制度の導入割合と業種の特徴
職種・雇用形態転換制度
在宅勤務・テレワーク
正社員再雇用・中途採用制度
短時間勤務制度
教育訓練・研修制度
病気・不妊治療休暇
キャリアコンサルティング制度
年次有給休暇時間単位取得制度
フレックスタイム制度
日本標準産業分類における「建設業」は、住宅やビル、橋や道路などのインフラ整備を行う重要な産業であり、幅広い専門技術と知識が求められます。建築、土木、設備工事などの多様な分野があり、設計士や大工、重機オペレーター、電気工事士など、さまざまな職種が協力してプロジェクトを進めます。
建設業の仕事はプロジェクトベースで行われ、契約に基づいて予算や期限を守りながら進行します。多くの専門職が連携してチームワークが求められ、特に工事現場では効率的な作業が重要です。現場では、季節や天候に影響される屋外作業が多く、肉体労働や長時間労働が必要とされる場合があります。また、高所作業や重機の使用に伴う危険があるため、事故防止のための安全対策が厳重に行われます。
建設業では、多くの職種で国家資格が必要となり、資格の取得によって収入や業務範囲が広がります。技能の向上も重要で、熟練した職人は高い技術力を評価されます。技術革新も進んでおり、BIM(Building Information Modeling)やドローン、IoT技術などが導入され、作業効率や精度が向上しています。
雇用形態は多様で、正社員だけでなく契約社員や派遣労働者、自営業の職人も多くいます。特にプロジェクトの多い時期には短期雇用が増えることがあります。建設業は地域社会との結びつきが強く、地域インフラの整備を通じて地方経済を支える役割を果たしています。
収入は安定している場合が多いですが、景気や工事需要によっては不安定になることもあります。特に公共事業の発注が多い時期には仕事が増える一方で、民間工事の需要が減少すると影響を受けることがあります。また、工期を厳守するために長時間労働が発生することもあります。
政府の支援や政策も建設業には大きな影響を与えます。インフラ整備や住宅政策の一環としての支援が行われ、若年層の参入を促進するための職業訓練プログラムも提供されています。また、建築基準法や労働基準法などの厳格な法規制があり、安全面や環境保護に関する遵守が不可欠です。