数字で見る女性活躍と両立支援
メガチップスの女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容を、電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業の平均とともに、それぞれ数字で見てみましょう。
関連トピックス

- 求職者向けトピックス
電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業には、主として電気機械器具、情報通信機械器具などに用いられる電…
採用
採用者の性別割合

男性
66.7%
女性
33.3%
総合職
まずは業種平均から、採用者の女性割合の傾向を確認したうえで、現在の従業員の男女比も合わせて見てみましょう。上場企業における採用者の女性割合は、全体平均に比べてやや低い傾向にありそうです。
採用での競争倍率

男性
ー倍
女性
ー倍
採用での競争倍率は、人手不足の業種ほど倍率が低くなる傾向にありそうです。一方で、上場企業では全体平均よりも格段に競争が厳しく、また、女性の競争倍率が男性よりも高くなっているようです。
中途採用実績

男性
ー人
女性
ー人
まずは業種平均から、中途採用で性別による傾向があるか確認しましょう。上場企業における中途採用実績は、女性の採用が男性の半分以下となっています。
従業員
従業員数

318人
同業種の中でどの程度の会社規模か確認し、業績等も可能な限り調べておきましょう。
従業員の男女比

男性
79.5%
女性
20.5%
総合職
上場企業の女性割合が低い傾向にありそうです。ただし、全体的に従業員の男女比よりも高い割合で、女性を採用しているともいえそうです。
平均勤続年数

男性
10.6年
女性
9.7年
総合職
「電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業」の業種は、全体平均よりも勤続年数が長い傾向にあることから、中長期的なキャリア設計に適している業種ともいえそうです。
働き方
有給休暇取得率

74.2%
総合職
取得率と合わせて、半日単位・時間単位などでの取得や、休暇の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
育児休業取得率

男性
100%
女性
100%
総合職
取得率と合わせて、育児休業から復帰後に、短時間勤務や在宅勤務、フレックスタイムなど柔軟な働き方ができるかも確認しておきましょう。
平均残業時間

ー時間/月
数字と合わせて、長時間労働是正のための取り組みや残業の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
キャリア
女性の係長級比率

ー%
ー人/ー人
管理職・役員への女性登用のパイプライン構築のためには、内部人材の採用・育成の強化が必要不可欠です。外部からの採用だけでなく、既存社員へのリーダー育成に対する取り組みも確認するようにしましょう。
女性の管理職比率

10.0%
ー人/ー人
「管理職」の定義は法律でもやや曖昧で、企業によって定義が異なります。数字を参考にしつつも、フェアな賃金体制、機会の提供、業務の裁量権などの実態を確認するようにしましょう。
女性の役員比率

7.1%
1人/14人
政府は、プライム市場への上場企業を対象に「2030年までに女性役員の比率を30%以上に」等の数値目標を盛り込み、企業の女性登用を促しています。
賃金
男女の賃金差異(全体)

73.5%
男女の賃金差異は、女性の能力や意欲を十分に発揮できないことにつながるため、女性の自立や社会参加を阻害するだけでなく、経済成長や人口減少の対策にも悪影響を及ぼすと考えられます。
男女の賃金差異(正社員)

73.5%
日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、キャリアの中断や時短勤務が賃金格差の要因にもなっています。柔軟な働き方に関する制度とともに、運用面の実態を把握することが重要となります。
男女の賃金差異(非正規社員)

-%
一般的に、女性が男性よりも非正規雇用で働く割合が高いことが、賃金格差の原因の一つとされています。また、日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、時短勤務が賃金格差の要因となっています。
女性活躍と両立支援の取り組み
~人が輝く会社は、未来を輝かせる~
社員一人ひとりの活躍が社会の未来を創ります
<戦略・ビジョン>
日本初の「自社工場を持たない半導体メーカー」として創業し、わずか10年で上場を果たしました。
<制度・働き方>
少数精鋭だからこそ社員一人ひとりの自主的な行動を重視。
挑戦へのサポートを惜しまない企業風土です。
<キャリア>
若いうちから年齢問わずコア業務に挑戦でき、早期に技術・ビジネス感覚を習得できます。
仕事と家庭の両立に関する社内制度の概要
仕事と生活の調和に資する環境の整備(育児支援制度関連)
■勤務時間の短縮等の措置等
・コアタイムなしの完全フレックスタイム制度(全社員適用)
・子が中学校就学の始期に達するまでの間での育児短時間勤務制度の選択可
■子の看護休暇
・小学校就学の始期に達するまでの子の看護休暇を取得可(時間単位・中抜け取得可)
■特別休暇
・配偶者が出産するとき特別休暇を取得可
■ファミリーサポート休暇
・家族の介護や育児、家族行事、不妊治療、傷病治療、自身のキャリア開発のために取得可
■年次有給休暇
・半日単位で取得可(取得回数の制限なし)
・失効分(上限40日)を積み立て、看護のために取得可
■多様な労働条件整備
・在宅勤務制度利用可
・フレックスワーク制度(1日6時間または週休3日)の選択可
■不妊治療
・不妊治療を目的とした休暇、休職制度利用可
その他関連する取り組み内容など
●2025年2月 大阪市女性活躍リーディングカンパニーの三つ星認証取得
●成長を求め続ける人へ挑戦の機会を提供
自律的なキャリア開発を最大限支援
・性別や年齢に関わりなく、個人の能力や適性、意欲に応じて仕事や役割を任せる
・語学支援(語学スクール等の費用補助、TOEIC受験)
・キャリア開発支援(資格取得のための休暇・休職制度)
・社会人博士/MBA取得支援(働きながら博士号・MBA取得できる環境をサポート)
・グローバル人材の早期育成(海外大学との共同研究、海外駐在)
【参考】社内制度の導入割合と業種の特徴
職種・雇用形態転換制度
在宅勤務・テレワーク
正社員再雇用・中途採用制度
短時間勤務制度
教育訓練・研修制度
病気・不妊治療休暇
キャリアコンサルティング制度
年次有給休暇時間単位取得制度
フレックスタイム制度
「電子部品・デバイス・電子回路製造業」、「電気機械器具製造業」、「情報通信機械器具製造業」は、半導体や通信機器、家電など幅広い分野で社会を支える中核産業です。微細加工や高精度設計、AI・IoTによるスマートファクトリー化が進み、自動化・省力化にも対応できる技術者が求められます。クリーンルームでの衛生管理や高度な製造管理スキルも必要で、製造から品質・設計・IT連携まで多様なキャリアが可能。グローバル市場での競争力強化に向け、進化を続ける成長産業です。