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数字で見る女性活躍と両立支援
野村総合研究所の女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援の状況などを数字でまとめています。採用、従業員、働き方、キャリア、賃金の内容を、情報通信業の平均とともに、それぞれ数字で見てみましょう。
データ集計:2026年6月時点
採用
採用者の性別割合

男性
69%
女性
31.0%
総合職
まずは業種平均から、採用者の女性割合の傾向を確認したうえで、現在の従業員の男女比も合わせて見てみましょう。上場企業における採用者の女性割合は、全体平均に比べてやや低い傾向にありそうです。
採用での競争倍率

男性
17.2倍
女性
13.1倍
総合職
採用での競争倍率は、人手不足の業種ほど倍率が低くなる傾向にありそうです。一方で、上場企業では全体平均よりも格段に競争が厳しく、また、女性の競争倍率が男性よりも高くなっているようです。
中途採用実績

男性
96人
女性
23人
まずは業種平均から、中途採用で性別による傾向があるか確認しましょう。上場企業における中途採用実績は、女性の採用が男性の半分以下となっています。
従業員
従業員数

7645人
同業種の中でどの程度の会社規模か確認し、業績等も可能な限り調べておきましょう。
従業員の男女比

男性
75.5%
女性
24.5%
正社員
上場企業の女性割合が低い傾向にありそうです。ただし、全体的に従業員の男女比よりも高い割合で、女性を採用しているともいえそうです。
平均勤続年数

男性
14.5年
女性
11.2年
正社員
終身雇用の考えはほぼなくなってきていますが、勤続年数の平均から、中長期的なキャリア設計を測る指標として10年定着できる企業かという基準でみてもよさそうです。
働き方
有給休暇取得率

73.4%
正社員
取得率と合わせて、半日単位・時間単位などでの取得や、休暇の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
育児休業取得率

男性
90%
女性
89%
正社員
取得率と合わせて、育児休業から復帰後に、短時間勤務や在宅勤務、フレックスタイムなど柔軟な働き方ができるかも確認しておきましょう。
平均残業時間

0.0時間/月
対象正社員
数字と合わせて、長時間労働是正のための取り組みや残業の申請方法などの実態的な内容も確認しておきましょう。
キャリア
女性の係長級比率

21.1%
127人/602人
管理職・役員への女性登用のパイプライン構築のためには、内部人材の採用・育成の強化が必要不可欠です。外部からの採用だけでなく、既存社員へのリーダー育成に対する取り組みも確認するようにしましょう。
女性の管理職比率

11.7%
86人/735人
「管理職」の定義は法律でもやや曖昧で、企業によって定義が異なります。数字を参考にしつつも、フェアな賃金体制、機会の提供、業務の裁量権などの実態を確認するようにしましょう。
女性の役員比率

23.1%
3人/13人
政府は、プライム市場への上場企業を対象に「2030年までに女性役員の比率を30%以上に」等の数値目標を盛り込み、企業の女性登用を促しています。
賃金
男女の賃金差異(全体)

73.1%
男女の賃金差異は、女性の能力や意欲を十分に発揮できないことにつながるため、女性の自立や社会参加を阻害するだけでなく、経済成長や人口減少の対策にも悪影響を及ぼすと考えられます。
男女の賃金差異(正社員)

73.1%
日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、キャリアの中断や時短勤務が賃金格差の要因にもなっています。柔軟な働き方に関する制度とともに、運用面の実態を把握することが重要となります。
男女の賃金差異(非正規社員)

-%
一般的に、女性が男性よりも非正規雇用で働く割合が高いことが、賃金格差の原因の一つとされています。また、日本では女性が子育てや介護を担うことが多く、時短勤務が賃金格差の要因となっています。
女性活躍と両立支援の取り組み
長時間労働是正のための取り組み内容
・2006年~毎年、スマートワークスタイルキャンペーンを実施(リフレッシュ休暇などの休暇取得キャンペーンを含む)
・長時間勤務の基準を定め全社に周知、遵守を徹底
・深夜・休日・時間外禁止等の健康確保措置の実施
・長時間労働者に対する医師面談必須化
その他関連する取り組み内容など
○従業員 合計:7,982 人(うち女性: 1,954 人)、女性比率: 24.5 % ※2025年度期末時点
○女性取締役数:3人 ※2026/6/19時点
○産休取得者数:102人 ※2025年度実績
○育休取得者数 合計:344人(うち男性:260人) ※2025度実績
○男性の育児休業取得率 74% 平均取得日数 103日 ※2025年度実績
○育児休業復職率:98 % ※2025年度実績
○平均年間給与:13,326,000円 ※2025年度実績
○年次有給休暇取得日数 15.3日 ※2025年度実績
〇女性活躍推進の取組
・2008年社長直轄プロジェクトとして「NRI Women's Network」(NWN)を始動
・2010年ダイバーシティ推進組織の設置
・女性社員向けキャリア研修:社長講話・外部講師講義・ディスカッション等
・女性リーダー交流会:他社の女性社長講話・意見交換会等
・女性取締役候補者育成研修:女性リーダー養成塾(2018年度開始、2019年度本格展開)、野村マネジメント・スクール「女性リーダーのための経営戦略講座」への派遣
・社員意識調査:定点観測を行い、結果をもとに施策検討
・仕事と育児の両立支援研修、三者面談:女性社員とその上司を対象
・女性特有の健康課題に関するセミナー:妊娠・出産・産後の不調や乳がん等のセミナー開催
・アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)eラーニング:管理職掌向け、一般社員向けに提供
・コーポレート担当専務とダイバーシティ推進組織との四半期での会議
・各部門長と人事部で密に連携し、女性の次期幹部候補の計画的な育成と登用を行う
・人事担当役員・人事部・人材戦略部による2週に1度のダイバーシティ定例実施
・D&Iサイト運営:育児関連制度紹介、ロールモデル紹介等
・仕事と育児の両立座談会:現場社員によるボトムアップ活動(育休や子育ての情報交換※近年は男性社員や、今後のライフイベントを見据えた若手社員も参加)
・2024年育児・介護のための「所定内裁量労働制」を導入 (みなし労働時間が所定労働時間7.5時間とする)
【参考】社内制度の導入割合と業種の特徴
職種・雇用形態転換制度
在宅勤務・テレワーク
正社員再雇用・中途採用制度
短時間勤務制度
教育訓練・研修制度
病気・不妊治療休暇
キャリアコンサルティング制度
年次有給休暇時間単位取得制度
フレックスタイム制度
「情報通信業」は、ITや通信インフラを通じて情報の生成・伝達・管理を行う産業で、デジタル社会の基盤を支えています。AI、5G、クラウド、IoTなど技術革新が急速に進んでおり、常に新しい知識やスキルの習得が求められます。ソフトウェア開発やデータ分析、サイバーセキュリティなど専門性の高い業務が中心で、柔軟な働き方やリモートワークも広がっています。国際的なプロジェクトも多く、語学力やマネジメント力も重要です。成長性・安定性が高く、高収入や多様なキャリアパスも期待できる分野です。
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